古くて臭いエアコンをプロに頼んでクリーニングしてもらった結果…

エアコンクリーニングを頼んだ記事のサムネイル画像

これまで、賃貸住宅管理業務に携わっていた期間が長く、大量の数のエアコンクリーニング業務の受注と発注を行ってきました。
『そんなもん意味無いから自分でやるわ!』と怒りながらエアコンに掃除機をあてるだけの大家さんもいれば、『絶対にエアコンクリーニングを入居前にやってもらえないと困ります!』と強く主張される借主さんもおりました。

そのくせ私自身はこれまで一度たりともプロの方にエアコンクリーニングを頼んだことがありませんでした。現在の部屋を借りて1年半ほど経つのですが、『エアコンが臭くなかった日』が思い出せないほど臭く、とても不愉快なため、この度プロの方にエアコンクリーニングを頼んでみたのでその結果をお伝えいたします。

対象のエアコンはNational製、つまりはだいぶ古いエアコンです

古いエアコンは部品がもう作られていません。そのため作業時に壊れたとしても保証はできないとのこと。
そのため作業前に同意書にサインを求められます。

賃貸物件ですが、自腹で交換してもいいと思えるほどエアコンから出てくる空気が臭かったため迷わずサインいたしました。

作業のために水をお使いになるということで、プロの方が持参されたバケツに水をためています

無事に割れずにカバーが外れ、本体があらわになりました。汚いだけではなく、パーツも見るからに古そうで、『このエアコンにお金をかける意味があるのか?』とても不安になりました。

『お風呂も借りますね』と言われ、応じるしかない私が浴室をのぞいてみると…
なんと外したカバーを洗浄してもらっていました!
『カバーにもヤニなどが付いていればニオイますので』と言われ
『確かに!』と思いつつ、ここまでやっていただいて少し申し訳ない気持ちになりました。

養生を貼り

洗浄液で洗ってもらいました。



最期は綺麗に水で洗い流してもらいました

とても人間が住む空間に漂っていたものとは思えないほど汚れた液体が…

作業員さんに原因を聞くと
『ヤニとカビ』とのことでした。

また、個人の人でもできるエアコン洗浄スプレーなどで行うことについて聞いてみると
『結局よく流していないことが多く、泡のまま固まってカビてる現場などが多い』とのことでした。
確かにそれでは洗濯機をまわして、すすがずに干しているようなものですね…

水滴までキッチリふき取っていただき

元に戻していただきました。
乾かすために送風を30分ほど行うことを言われ、作業終了
その間わずか45分間程度でした

その後一切の臭いも発されず、大変快適にエアコンが動いてくれています。

人間は1日に約15kg(0.5m3/1時間当)の新鮮な空気を吸い込み、約2万~2万5,000回呼吸しています。これは、ペットボトル500mlで約3万本分、重量に換算すると約18kg、水で満タンにした一斗缶とほぼ同じ重さです。また、人間は食べ物や飲料に対して空気は83%も摂取しており、その中でも室内空気は57%を占めています。つまり、室内空気だけでも飲食物の約4倍の量を摂取していることになります。
                     参考:AIによる概要(人間 1日 空気 量)

臭いは写真でも動画でも一切伝わりませんが、エアコン内にこびりついていた汚濁液が洗い流された状況を記事にできて、わたしは大変満足ですし、とても気持ちがいいです。
すぐにその部屋を出る、またはエアコンを買い替える予定が無い方には、プロのエアコンクリーニングというものをご体感いただきたいと思いました。

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