空き家の水道は通水するべきか?
水道について、空き家になったときに通しておくべきかどうかについての判断基準についてお伝えします。当然、住んでいない期間に上水道の契約をしてますと、月額の固定の費用がかかってきます。なので、これを支払続けてまでも契約し続けるべきなのかどうか?今回の記事を参考にしていただければと思います。
水道設備について
建物の築年数に応じてなのですが、鉄管。これが使われているものに関しては 使わなくなった途端に急速にサビます。目安で言うと1995年以前に建てられたもの建物に関しては非常にサビやすくなってきます。空き家の期間が短ければ、水道を止めたとしても通水すれば、すぐにサビ水が出なくなるかもしれません。しかし、空き家の期間が長くなると、そこから一気に腐食が進み、水道菅がサビで詰まることにもなります。次にその家を使うために多額の工事費用が発生する可能性もあるため、解体する前提が無いならば、鉄管を使った家は空き家になった後も定期的に通水し、サビなくする必要があります。
鉄管などが使われている場合には、最低でも1か月に一回、サビが止まるまで水を流してください。
逆に、塩ビ菅などのサビない素材が使われた家ならば、水道を止めたとしても水道管がサビることはありません。
※画像はクラシアンHPより
排水設備について
賃貸物件など、入居者がいなくなった後に排水口、洗濯機・洗面所・トイレ・お風呂 みたいなところに割とのサランラップを巻いてたりとか不動産会社のシールが貼ってあることがあります。あれは何かと言うと排水のトラップの渇きを防いでいます。排水のトラップに一旦水をためて下からの害虫とか臭気などが上がってこないようにするために水が溜まってる 仕組みになっています。
一軒家などの空き家の場合は、最低でも月に1回程度全排水口に水を注いでトラップを水で満たしておいてください。
サビる心配が無いためそのためだけに通水するのがもったいない場合には、ペットボトルなどに水を入れて持っていき、それを使って排水口に流してください。そうすることによって、害虫の侵入や建物の劣化を防ぐことができます。
住んではいない、鉄管も使っていない、けど管理上空き家になったあとも、水道の水で排水トラップを満たす場合には水道の通水を継続してください。
通水する場合の注意点
冬期に氷点下に下がる場所は、その時期だけでも電気を通し、給水管の凍結による破裂をふせぎましょう。
給水管の凍結に関してはこちらの記事が大変参考になりますので、お読みいただければと思います。
通水をしない場合には、しっかりと水抜きをしておけば通電する必要はありません。
まとめ
自宅を解体するという予定が決定するまでは、空き家のメンテナンスを怠らないようにしましょう。ご家族でそれを行うことが難しい場合には、郡山エリアを中心に、当社でも空き家管理は請け負っております。
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